ストリング観点での夏のラケット管理

和暦では文月、短冊にはもちろん“テニス上達”ですね。
さて、本日は皆さまへ業務連絡です。それはラケットの管理方法です。以下にストリンガー目線から絶対にして欲しくない事がありますので、書きとめます。

一、炎天下のコートサイドへの放置　（せめて日陰やラケットバッグ内）
一、お車の車内放置（車内は55°まで上昇します）

以上、この二点だけです。なぜこのように面倒臭いことを申し上げるかというと、ストリングスは想像以上に熱に弱く上記環境下で一気にテンションが５−１０lb程落ちてしまいます。そして、二度と戻りません。コントロールや打球感を失うのはもちろん、ラケットの変形も避けられません。
これはストリンガーとしての切なる願いです。適性テンションで少しでも長く、快適にプレーして頂きたく、何卒よろしくお願いいたします。
これからさらに暑くなって参ります、皆様におかれましては水分補給をしっかりして、クールにプレーして頂ければ幸いです。